コンクリートの打ち込みが終わると、凝結前にタンピング（写真の機具を使いコンクリート表面をたたく）を行い、コンクリート内の空洞をなくし沈降クラックを防止します。

（その１）でご紹介しました時間管理は、コンクリート納品伝票で行います。 ◆コンクリート練り混ぜから打込み終了までの時間 　外気温　２５度未満　・・・　１２０分以内 　 この伝票によると、アジテータ車がプラントを出発した時間が１０時５２分、打ち込み完了した時間が１１時５２分と約６０分間、規定時間内であることを確認致しました。

２台目のアジテータ車が現場に到着し、打ち込みがスタートしました。

◆コンクリート打ち重ね時間間隔
　外気温　２５度未満　・・・　１５０分以内

１台目の打ち込みが完了した時間が１１時５２分、２台目の打ち込み開始時間が１２時０５分、約１３分間とこちらも規定時間内であることを確認致しました。

このような手順で本日打設されたフレッシュコンクリートが全て規定時間内であったことを確認致しました。

『天候』、『気温』、『時間』、『そして丁寧で正しい施工』、ここでご紹介しました全てが整って、やっと良質な鉄筋コンクリートが造られます。

次回は、基礎の立ち上がり部分を打設する予定ですが、
やはり重要な部分ですからここでも妥協は許されません。

こちらが平成２６年１０月４日、コンクリート打設完了時の全景です。