新築一戸建宝塚市 レスピラーレ仁川高丸 上棟
レスピラーレ仁川高丸の木工事が始まりました。
写真は、木工事の最初に行われる「土台敷き」と言われる工程で、先日施工した基礎の上に土台を設置している様子です。
土台はアンカーボルトにナットを取り付けて固定していきますが、アンカーボルトの位置が基礎中心からずれていると叩いて曲げたり、土台の端部に穴を開け強引に固定するなどの措置を講じなければなりません。
しかし本件の基礎は、アンカーボルトが基礎中央に正確に設置されている(参照:2014/10/14 基礎立上りコンクリート打設)ため、アンカーボルトにも土台にもストレスをかけずに固定することができます。
こちらは土台と基礎の間に設置された「基礎パッキン」です。
土台と基礎の間に基礎パッキンを挟むことにより生じる隙間が換気孔となり、床下の通気性を高め湿気の少ない良好な状態に保ちます。
こちらは大引きと鋼製束を設置した様子です。
建築について良くご存知の方は、基礎の高さに驚かれたかもしれません。本件では敷地の関係から、基礎の立上りを通常よりも高く設計しています。
基礎を高くすると建築コストは上がりますが、床下が広くなるため将来必要となる維持管理が行いやすいという利点があります。
こちらは床に施す断熱材です。
本件の断熱性能は「省エネルギー対策等級4」を採用しているため、一般的な住宅より密度が高く厚い断熱材を使用しております。
断熱材に貼られた『F☆☆☆☆』のマークは、ホルムアルデヒド対策品である証です。
土台敷きが完了したら、次の工程は「建て方」です。
写真のようにクレーンで材料を吊り上げ、柱や梁を組み上げていきます。
家造りで現場が最も賑やかになる一日です。
こちらが2014年10月28日の全景です。
無事に棟が上がりました。