新築一戸建宝塚市 レスピラーレ仁川高丸 中間検査 (その2)
かすがいです。 写真は小屋梁と小屋束の接合に用いている様子です。 「子はかすがい」という諺の『かすがい』はこの金物のことです。
柱間に斜めに掛る材「筋かい」です。
同じ構面内の筋かいは、異なる方向の力に抵抗できるよう左右対称に傾けて設置します。
こちらは柱間に「筋かい」を交差させた壁の様子です。筋かいを交差させて設置することを、「たすき掛け」と呼びます。
筋かいの設置された壁は、「耐力壁」とよばれています。
筋かいを設置した壁の壁倍率(壁の強さを比較するために、標準的な壁を1として、比較する壁がどのくらい強いかを表す指標)は、使用される材の厚みと本数によって異なります。
本件では、4.5×9.0の材を使用しているため、壁倍率は2.0倍、たすき掛けの場合にはその倍の4.0倍ということになります。
筋かいは、地震力や風圧力により建物にかかる水平力に対抗するために設けられる材です。
筋かいの上下端部は、写真のように「筋かいプレート」で固定します。
こちらは「火打ち材」です。
小屋組みや床組の隅角部に設置し、水平面の変形を防止するために用いられます。
こちらが2014年11月8日の全景です。
尚、設計監理者・現場管理者・職人さん皆様のおかげで、中間検査は問題なく合格しました。