新築一戸建宝塚市 レスピラーレ仁川高丸 設計思考(メンテナンス編)
前回に引き続き、今回もレスピラーレ仁川高丸の設計思考についてご紹介致します。
レスピラーレの企画では、デザイン性や使いやすさの他に、お客様に長く快適にお住まい頂くためにも、「メンテナンス性」も重視しています。
こちらは、キッチンに取付けた床下収納庫の写真です。
同じく洗面に取付けた収納庫の写真です。
どちらもストック商品の収納などにとても便利な製品です。
しかし、収納はあくまでもサブ的な要因で、床下収納庫は、床下にある設備などの点検やメンテナンスのために設けているのです。
ですから収納庫を取り外すと、写真のようにすぐに配管を点検できるようになっています。
こちらは、床下の様子です。
高基礎の採用により、一般の住宅に比べ床下スペースも大きく、メンテナンス作業や将来のリフォーム作業も行いやすくなっています。
当然ですが、白蟻の原因ともなる床下の木屑やゴミなどもなく、清潔な状態を保っています。
こちらは階段の手すりです。
主題の「メンテナンス」とは異なりますが、レスピラーレシリーズでいつも気をつけて施工していることがありますので、本項で紹介させて頂きます。
手すりの先端部分がR状の金物で壁に密着しています。
これは階段を下りる際に、服の袖口が引っかからないよう考慮して採用しています。
廻り階段部分ですが、手すりを切断せず、連続して設置しています。
階段途中で手すりを切断すると、昇降時に手すりを持ち替えなければなりません。
しかし写真のように連続しておくと、持ち替える必要がないため、安全に昇降することができます。
とても手間のかかる仕事の割に、なかなか目につきにくくご理解頂けないのですが、レスピラーレシリーズではこんな事にも拘っています。