新築一戸建宝塚市 レスピラーレ仁川高丸B号地 中間検査
先日、仁川高丸B号地の中間検査が完了しました。
写真は、検査員の方が構造金物や耐力壁のチェックをされている様子です。
こちらの斜めの材は、『筋かい』です。
壁にこのような斜材を入れることにより、通常の壁よりも強度が増します。
建築基準法施行令 第46条第4項では、金物や合板、斜材などで補強した壁の強度を『壁倍率』として数値化しています。
写真の筋交は、「厚さ3cm以上で幅9cm以上の筋かい」に該当しますので、壁倍率は1.5倍となります。
その筋かいが『たすき掛け』となっているため、1.5×2=3倍となります。
ざっくりとした表現になりますが、写真の壁1枚が、補強のない壁3枚分の強度を持っているという計算になります。
こちらは筋かいの先端に取り付ける金物『筋かいプレート』です。
写真は筋かいと柱を緊結しています。
ホールダウン金物(引き寄せ金物)です。
柱と基礎を緊結しています。
羽子板ボルトです。
名称通りの羽子板形状ですが、胴差や床梁などの横架材の緊結に使用されています。
かど金物です。
柱と横架材を緊結しています。
たんざく金物です。
胴差相互間(継ぎ目)を緊結する金物です。
火打ちです。
小屋組みや床組の隅部補強に使用されます。
全ての金物が適切に施工されていることが確認でき、中間検査も無事に合格しました。
2015年10月16日の全景です。