新築一戸建宝塚市 レスピラーレ仁川高丸B号地 外壁下地工事
外壁下地、サイディング施工前の様子です。
白のシートが「透湿防水シート」、雨から家を守る製品です。
上部から流れ伝う雨水を受けないように、下から順にシートを貼りあげていきます。写真中央部に貼り重ね部分がありますが、その様子が確認できます。
シートの上から施工されている木材「胴縁」が施工されています。この胴縁を施工することにより、外壁内に通気層を設けています。
前回のブログで紹介した外壁内部構造のイラストです。
赤枠の部分が今回紹介する壁内外側の仕組みです。
イラストのように胴縁を施工することにより、壁側の湿り空気を外部に排出することができます。
これにより壁の内部結露を防止しています。
こちらはバルコニーの排水が壁内を貫通しているようすです。
管を通すために透湿防水シートを欠いた部分には、防水テープを用いて補強しています。
こちらは屋根裏の通気口です。
やはり防水テープで充分に補強しています。
大屋根です。
こちらも雨が伝うことを想定し、スレート瓦が下から順に施工されています。
壁の立ちあがり部分(直接雨を受ける箇所)には、全て透湿防水シートの上に防水テープで補強を行っております。
「雨漏り」と「結露」、どちらも家の天敵です。
そのどちらも防止できるように、丁寧に施工がなされていることを確認致しました。
2015年10月31日の全景です。