新築一戸建枚方市 レスピラーレ津田駅前C号地 中間検査
こちらは上棟から10日程度経過した現場の様子です。
軸組・金物設置が完了し、行政の中間検査に合格した後の様子です。
昭和56年に耐震基準が改正されました。
現在では、昭和56年以前の建物を旧耐震、その後の建物を新耐震建築物といわれています。
また戸建て住宅では、阪神淡路大震災が発生した平成7年からは、構造材の接合金物の使用が奨励されるようになりました。
以下に現在使用されている接合金物の一部をご紹介します。
羽子板ボルトです。
名前の通り、形状が羽子板に似ているため、このように呼ばれています。
軒桁と小屋梁の接合や胴差と横架材(梁)の接合などに用いられます。
こちらは柱間に「筋かい」を施工した様子です。
筋かいの設置された壁は、「耐力壁」とよばれています。
筋かいを設置した壁の壁倍率(壁の強さを比較するために、標準的な壁を1として、比較する壁がどのくらい強いかを表す指標)は、使用される材の厚みと本数によって異なります。
本件では、4.5×9.0の材を使用しているため、壁倍率は2.0倍、たすき掛け(交差)の場合にはその倍の4.0倍ということになります。
筋かいは、地震力や風圧力により建物にかかる水平力に対抗するために設けられる材です。
筋かいの上下端部は、写真のように「筋かいプレート」で固定します。
こちらは「火打ち材」です。
小屋組みや床組の隅角部に設置し、水平面の変形を防止するために用いられます。
こちらが1階天井の様子です。
赤枠で囲んだ大きな梁は、リビング天井の化粧梁です。
窓を設置する囲いです。
窓上の水平部材を「まぐさ」、窓下の水平部材を「窓台」といいます。
2階の軸組の様子です。
こちらは小屋組みの様子です。
2016年11月11日の全景です。