新築一戸建 枚方市 レスピラーレ津田駅前 D号地 中間検査
レスピラーレ津田駅前 D号地の確認検査機構と瑕疵保険の中間検査が行われました。
写真は、弊社で加入予定の瑕疵保険の検査を行っているようすです。
中間検査のチェック項目で重要とされるひとつに構造金物の検査があります。
そこで本日は、実際に建物で使用されている構造・金物の一部をご紹介致します。
柱間に斜めに掛る材「筋かい」です。
写真は柱間に「筋かい」を交差させた壁の様子です。筋かいを交差させて設置することを、「たすき掛け」と呼びます。
筋かいの設置された壁は、「耐力壁」とよばれています。
筋かいを設置した壁の壁倍率(壁の強さを比較するために、標準的な壁を1として、比較する壁がどのくらい強いかを表す指標)は、使用される材の厚みと本数によって異なります。
本件では、4.5×9.0の材を使用しているため、壁倍率は2.0倍、たすき掛けの場合にはその倍の4.0倍ということになります。
筋かいは、地震力や風圧力により建物にかかる水平力に対抗するために設けられる材です。
筋かいの上下端部は、写真のように「筋かいプレート」で固定します。
その上に設置されている金物は、羽子板ボルトです。
名前の通り、形状が羽子板に似ているため、このように呼ばれています。
軒桁と小屋梁の接合や胴差と横架材(梁)の接合などに用いられます。
ホールダウン金物(引き寄せ金物)です。
写真は柱と基礎の接合のために設置されているものです。地震時に発生する柱を引き抜こうとする力に対し、抵抗するための金物です。
こちらは「火打ち材」です。
小屋組みや床組の隅角部に設置し、水平面の変形を防止するために用いられます。
短冊(たんざく)金物です。
主に胴差相互間の接合に用いられます。
こちらが2015年12月15日の全景です。
無事に中間検査に合格しました。