新築一戸建神戸市 レスピラーレ灘区畑原通 造成工事
現在、弊社で販売中の「レスピラーレ灘区畑原通」の造成経緯を紹介していこうと思います。
初めて物件を見学に行ったのは、2016年5月頃でした。
下にその時の様子を記載します。
写真だけでは複雑ですので、簡単な配置図を作成しました。
対象地は、RC・木造混構造の2階建てと木造平屋建てです。
こちらは東側通路の様子です。
すぐ横に立派なお地蔵さんが鎮座されています。
このお地蔵さんは、古くから近隣住民に愛されているお地蔵さんです。
実は、この辺りは私の地元ですので、昔からよく知っています。
同じく、東側通路です。
お地蔵さんと住居入口は少し広がっていますが、その先は植栽や電柱でかなり狭くなっています。
事前の役所調査によると、この先の南側には幅員4Ⅿの位置指定道路(黄色枠部分)が設置されている事になっています。
実際の状況をみて唖然。
幅員4Ⅿの道路ではなく、1.5Ⅿ程度の通路でした。
こちらは北側道路です。
建築基準法第42条2項道路となっています。
正面に電柱と石塀があり、車の右折がちょっと厳しいかもしれません。
同じく北側道路です。
木造平屋建ての部分が接道していますので、建築基準法の接道義務はなんとか確保できそうです。
こちらは西側隣地との境界です。
1Ⅿ以上の工程差をコンクリートブロックの塀で支えています。
その先に隣地建物が建築されているため、建物の加重と土圧がこのブロックに掛かっている状態です。
同じく西側隣地境界です。
コンクリートブロックのため、擁壁内の水抜き穴が処理できないため、湿気がこもり苔むしています。
かなり危険な状態です。
さぁ、問題は多いですが、この敷地を安心で快適な住宅用地になるように精一杯取り組んでいきます。