新築一戸建西宮市 レスピラーレ苦楽園三番町 付帯工事
先日、弊社の新規物件「レスピラーレ苦楽園三番町」を着工しました。
まずは地盤調査です。
調査方法は、『スウェーデン式サウンディング試験』を採用しています。
『スウェーデン式サウンディング試験』とは、写真の機械を使って、地盤に対し荷重を50Nから1KNと段階的に増加して、ロッド貫入量を計測し、それ以後はロッドを回転させて半回転ごとの貫入量を計測し、地盤強度の判断材料とする試験です。
以前は人力でロッドにつけられたハンドルを回転させて、貫入量の測定を行っていましたが、人力の誤差をなくし、より正確な数値を求めるために、最近ではこのような機械を利用することが多いようです。
調査結果によって、地盤改良の要否を判断します。
地盤調査に基づく解析結果は、「改良不要」という事でした。
しかし敷地形状に高低差がある点や調査データに多少のバラつきがあった事を考慮し、設計監理者と相談のうえ、地盤改良を行うことにしました。
改良しなくても20年の第三者保証は得られますが、「保証があるから安心」ではなく、「どの工程でも適切な施工をしているから安心」とお客様にお伝えできる家造りをするという理念から判断しました。
地盤改良は、ソリディ工法を採用しております。
改良が終わったら、雨水と汚水のポンプの設置です。
苦楽園はとても高低差のある地域で、弊社の物件も道路よりも敷地が低くなっています。
そのため雨水や汚水を排水するには、「ポンプアップ」(圧力をかけて上に押し上げる)しなければなりません。
写真は、「ポンプアップ」する前に雨水、汚水を溜めるタンクです。
タンクを敷地内に設置している様子です。
大きい方が雨水タンク、小さい方が汚水タンクです。
雨水と汚水のタンクが無事に設置されました。
付帯工事が完了し、いよいよ本体工事に入ります。