レスピラーレ走谷B号地 (竣工)2020/04/03 レスピラーレ走谷B号地の竣工検査です。 竣工時には、オートレーザーを使って床の傾斜について検査をします。 大工工事完了も、壁や建具の垂直確認のためオートレーザーを使用しましたが、その際にはレーザーの垂直ラインを壁に照射し、目視で確認することができました。 ...
レスピラーレ走谷B号地 (造作工事完了)2020/04/03 大工の造作工事完了しました。そこで木工事完了時の検査を行います。 検査で最も重視する項目のひとつは、建物の傾斜です。 しかし建築基準法では、建物の傾きについて明確に規定がありません。よって傾きが発生した際に是正する必要があるか否かの判断は非常に難しいといえます。 建物傾斜の目安としてよく利用されるのが『住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準』<平成十二年七月十九日建設省告示第千六百五十三号>の規定です。 第3 各不具合事象ごとの基準 1 傾斜(木造住宅の壁又は柱、床) 3/1000未満の勾配 ・・・構造耐力上主要な部分に瑕疵が 存在する可能性が低い。 3/1000~6/1000の勾配 ・・・構造耐力...
レスピラーレ走谷B号地 (断熱防水検査)2020/04/03 断熱工事の様子を紹介致します。 適切な断熱施工がされた住宅は、外気温の影響を受けにくい室内環境を保つことができます。それにより住む方にとっての「快適性」は勿論、無駄な冷暖房費を抑える「省エネ」にも大きく影響します。 逆に断熱施工が不充分な住宅では、外気温の影響を受けやすいため、「夏暑く、冬寒い」環境となります。当然冷暖房費は高くなり、且つ壁面で温度差が生じるため結露やカビが発生する可能性が高まり、最悪の場合には住む方の健康面を損なう恐れもあります。 ...
レスピラーレ走谷B号地 (中間検査)2019/12/28 2019年12月20日に無事に上棟したレスピラーレ走谷B号地の中間検査の様子を紹介します。 中間検査では必要な構造金物が適切に施工されている事を確認していきます。 ...
レスピラーレ走谷B号地 (基礎 立ち上りコンクリート打設工事)2019/12/28 レスピラーレ走谷B号地の基礎立上りコンクリート打設の様子を紹介致します。 まずは立ち上がりの配筋の状況を確認していきます。 赤〇で囲んでいる金物は、土台と基礎をつなぐ大切な金物『アンカーボルト』です。 阪神大震災の住宅倒壊原因のひとつに、アンカーボルトが適切に設置されておらず、基礎から土台が外れた事が挙げられます。 アンカーボルトは基礎と土台を緊結する金物のため、基礎の中央に配置する事が大切です。 すべてのアンカーボルトが基礎中央部に設置されていることが確認できます。 施工会社によっては、コンクリート打設後にアンカーボルトを埋め込んでいく「田植え」をする業者もあります。「田植え」の方が手間も時間もかかりませんが、コンクリートが硬化す...
レスピラーレ走谷B号地 (基礎 ベースコンクリート打設工事)2019/12/28 本日は基礎ベース部分のコンクリート打設です。 コンクリート打設の際に注意しなければならない事は、打設時の外気温と天候です。 コンクリートが固まる時間は外気温によって異なるため、打設時の気温によって以下のように規定されています。 ◆コンクリート練り混ぜから打込み終了までの時間 外気温 25度未満 ・・・ 120分以内 外気温 25度以上 ・・・ 90分以内 ◆コンクリート打ち重ね時間間隔 外気温 25度未満 ・・・ 150分以内 外気温 25度以上 ・・・ 120分以内 コンクリートは、必要な強度を確保するためプラント(コンクリート工場)でセメント、砂、砕石、そして水を厳密に配合して出荷されます。万一、打設中に雨が降りフレッ...
レスピラーレ走谷B号地(基礎配筋工事)2019/12/28 レスピラーレ走谷C号地の配筋検査を行いました。 配筋検査の状況をご覧頂く前に、簡単に鉄筋コンクリートについてご紹介します。 皆さんが良くご存知の鉄筋コンクリートには、2つの大きな特徴があります。 ・圧縮強度(押さえつけられる力)に強いが、引張強度(引っ張られる力)に弱いコンクリートの内部に鉄筋を配置することにより、引張強度に対しても強い構造体となります。 ・錆びると強度を失う鉄筋をアルカリ性のコンクリートで包むことにより、酸化を防ぎ錆びにくい状態を保ちます。 上記のように鉄筋とコンクリートは、互いの弱点を補い合い良い状態を保つ関係になっています。 勿論、適切な施工をされてこそ、このような理想的な関係が保てるわけですから、基礎配筋の検...
レスピラーレ走谷B号地(地盤調査・改良工事)2019/12/28 レスピラーレ走谷B号地が着工しました。 最初の工程は、地盤調査「スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)です。 『スウェーデン式サウンディング試験』とは、地盤に対し荷重を50Nから1KNと段階的に増加して、ロッド貫入量を計測し、それ以後はロッドを回転させて半回転ごとの貫入量を計測し、地盤強度の判断材料とする試験です。 計測ポイントは建物の4隅と中心の5つ。 予め印をしたポイントに合わせ、調査を進めていきます。 ...