八月ももう終わりですね。

仕事の話もしたいところなのですが、忘れる前に私の西郷どんツアー、締めくくりたいと思います。

旅行三日目。

この日は霧島市から、鹿屋市にある鹿屋航空基地史料館へ向かいました。

いわゆる、特攻隊の資料館です。

どちらかといえば、知覧の特攻平和会館がメジャーなのですが、「永遠のゼロ」の舞台となった鹿屋のほうへ行ってみたいと前々から強く思っていましたので、大隅半島を南下しました。

写真は道中の　道の駅たるみず。

噴煙あげる桜島の迫力が半端ないです！

近辺の海上はぶりの養殖地のようで、ここではぶり丼を食べました！

そして念願の鹿屋基地。

今現在も自衛隊の基地として稼動しています。

史料館の屋外には、魚雷や、いろいろな飛行機が展示されていました。

屋内では、特攻隊員の遺書や写真等の史料が閲覧できます。

隊員の方、皆、本当にお若いですね。

17～20代半ば。

うちの息子と同世代です。

読んでいるとつらくなります。

嫁さんは号泣かも？という予測を裏切り、平常でした。

遺書等は予習して元々内容もわかって来ていますので、大丈夫だったみたいです。

ただ、「あの子(息子）、こんな立派な文字とか文章書かれへんわ～」と違うところで感心していました・・(-_-;)

ここへ来て、何かを感じてほしかった息子は、バイトもありますし、今回大阪で留守番です。

さて今度は大隅半島と陸続きの桜島を半周ドライブ。

桜島港でレンタカーごと桜島フェリーに乗り、鹿児島市街へと渡ります。

島内、降灰で道路もかすんでいましたね。

噴火に備え、いたるところに避難する退避壕が設けられていました。

活火山ということを実感。

そしてフェリーでは、名物のうどんを食べ、ほんの15分ほどでしたが楽しい船旅ができましたよ！

この時の船上から見た桜島が、どこから眺めるよりも一番圧巻でした！！

最終日のホテルは　城山ホテル鹿児島です。

ここのホテルではなんとロビーが西郷どん一色！

私にとってはテーマパークも同然(^^♪

そしてこの城山ホテルの周りにも、西郷隆盛や薩摩藩にまつわる史跡が点在しています。

こちらの城山の洞窟は、西郷隆盛が、亡くなる直前まで過ごした場所です。

ここも30年ぶり再訪です。

私は毎度、感無量・・！！

洞窟からほんの少し車を走らせると、今度は隆盛終焉の地が！

ここで別府晋介の介錯により、自決。

はい、30年ぶりです。

ここでもまた感無量！！！

しかし、幕末や西郷どんに興味のない嫁は、せごどん三昧に飽きてきたのか、もはや写真さえまともに写してくれません(^_^;)

適当に撮影されてしまった終焉の地・・。

こちらは最終日に訪れた南州墓地。

薩軍の墓地です。

こちらに西郷隆盛のお墓があります。

側近の墓碑の中央に西郷隆盛の墓がそびえています。

30年ぶりです。

感無量、ではなく、感動して震えがきました。

桜島を向いて立つ、薩摩の兵士たちの墓標。

墓標でさえ凛々しく雄々しく感じました。

最終日はこのあと、隆盛の像を見物。

最後は生誕地そばの維新ふるさと館と大河ドラマ館へ！

ふるさと館は西郷どん関連だけではなく、篤姫等　様々な資料が展示されていました。

シアターでは、リアルな西郷どん人形が、幕末から明治維新の時代をわかりやすく解説してくれましたよ＾＾

お子様も楽しめると思います。

ここも三時間ほど費やしました。

加治屋町にある生誕地の碑です。

当時を思い起こさせる武家屋敷もそばに建っています。

こういった感じで西郷どんゆかりの史跡が点在していて、もう一度その空気を体感したかった私にとっては最後まで大変充実した時間となりました。

最後の夜は、天文館で夕飯、二軒ハシゴしたんですが、お隣のテーブルからご馳走していただいたり、お店の大将から過分にサービスしてもらったり・・鹿児島の方々の心意気と温かさに感謝です！

今回、指宿のほうには時間が足らず行ってません。

機会があれば、今度はぜひ、指宿や枕崎の方にも足を運んでみたいですね。

本当に良い旅行となりました！と笑って締めくくりたいところです。

が、最後にとんでもないオチがつきました・・。

最終便で伊丹空港に到着後、駐車場へ。

車に近寄りボタンを押すと・・あれ？鍵が開かない・・。

センサーキーなので、車に近づきボタンを押すと通常、ロックが解除されます。

しかし、反応しない。なぜ？

そういえば、車の鍵、どこにあるんやろ！？

慌ててカバンの中を探すも見当たらず、スーツケースの中にもなく・・。

これは・・熊本か鹿児島で、落としてきた・・(＠_＠;)　もうパニックです！！

もちろん車では帰れず、数本の焼酎と荷物を抱えて、モノレールと電車を乗り継いで帰宅しました(-_-)

翌日、落胆したままスペアキーを持って再び伊丹空港へ。

念のためとＪＡＬのカウンターで調べてもらうと、なんと、機内に落ちていたということで、見つかったんです！

訪れた店や警察にまで電話して捜してもらったのですが、行きの飛行機で落としていたそうです(^_^;)

伊丹に戻ってくるまで気づかない私、ある意味よかったのか悪かったのか・・。

無駄な時間とお金を費やしてしまいました^_^;　これもまた思い出でしょうか。

まあ、事故にあったわけでもなく、無事帰宅できたので、よかったとします。

本当はもっともっと鹿児島と西郷どんの話を続けたいのですが、これで最終回となります。

仕事の話もしないといけませんので(笑）

もし、これから行かれる方にとって参考になれば嬉しいです＾＾